か行|印刷用語集

か行の印刷現場や印刷データの編集で使われる、印刷用語を紹介します。

印刷用語集

解像度

読み方:かいぞうど

印刷で使われる解像度は、1インチ(2.54cm)の中にドットの密度がどれくらいかを図る数値で利用されます。写真などの画像は、ドットの塊で作られており、解像度の数値が高い=画質の高い画像 ということになります。

観音折り

読み方:かんのんおり

およそ四等分した用紙を内側へ折り畳んでいく折り方。印刷物を開く際に仏壇の扉を開くように、観音開きができる折り方法です。パンフレットやリーフレットに利用されます。

折り加工|追加加工

折りパンフレット印刷|印刷商品

清刷り

読み方:きよずり

企業や団体などのロゴが完成し、データ化していつでも使えるように保管していますが、データ作成できなかった時代は、きれいなロゴをトレースできるよう【清刷り】という形で印刷して保管していました。現在でも清刷りデータとして、手軽に利用できるように保管します。

行間

読み方:ぎょうかん

文章を打ち込むと、複数行の文字列になる場合がありますが、その行と行の距離を行間と言います。
アナログの場合は文字に対して、全角アキ、三分アキなどと指定しましたが、DTP環境では細かな数値が扱えるため、ミリメートルなどでも指定できます。

グレースケール

読み方:ぐれーすけーる

白と黒の中間色を254階調で並べたモノクロ表現のこと。グレーの濃淡(グラデーション)で表現されるため、黒一色でも非常に細かな色表現を行えます。

くわえ

読み方:くわえ

枚葉紙(規格寸法に切られた用紙)を印刷する際に、用紙端をくわえて印刷機に搬送後、印刷を行います。くわえに必要な余白を【くわえ代】といい、10mm程度必要でその部分は印刷できません。

化粧断ち

読み方:けしょうだち

印刷や製本の仕上げとして、指定寸法に断裁すること。多ページを扱う冊子印刷は、綴じ加工後に各ページが不揃いになるので、化粧断ちを行うことできれいに仕上げます。

見当

読み方:けんとう

印刷は基本、複数色の版を重ねて印刷を行うことで、フルカラーの印刷物に仕上げますが、この時、トンボを用いて版を重ねる時の精度のことを見当とよび、その作業を【見当合わせ】などと呼びます。

コート紙

読み方:こーとし

上質紙を元に、グロス系塗料を20g/m2程度の塗料を紙面に塗布した塗工紙。製造過程で塗料を塗布した後、用紙を平滑にする加工も行われるため、凹凸のないので印刷ムラが少ない用紙です。

校正

読み方:こうせい

印刷用データを作成後、印刷工程に進むまでに行うチェック作業のことを校正(校正作業)といいます。校正作業は、主に文字内容・画像指定・色彩確認など、印刷時に問題が出ないよう多くの項目をチェックします。

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