印刷物の濃淡を表現するための小さな点の集まりのこと。小さな網点から大きな網点になるにつれ、色が濃くなっていきます。スミ版で表現した場合、網点がない場合は白、網点が大きくなって最後は墨ベタになります。
網点は線数によって細かくなり、線数が高いと細かな表現が可能で、高精細な印刷物に仕上がります。
フルカラー印刷の網点
フルカラー印刷する場合、CMYKの4色の網点を重ねることで再現することになります。
ただし、網点を重ねることでモアレ(干渉縞)が発生する場合があり、回避策として色(版)ごとの網点の角度を変えることで、モアレの発生を抑えます。
一般的にスクリーン角度に対して、C版15度、M版75度、K版45度、Y版0度の角度で製版します。